酒は百薬の長
昔からこのように言われてはいるものの現代においては殆どの酒飲みは「飲み過ぎ」です。それは結果的に「酒は百害の長」となってしまっています。
お酒は嗜好品なのでどれだけ摂るかは個人の自由ですが、アルコールという物質そのものが毒であることは確実ですから適度に飲むことをオススメします。
飲酒量と死亡リスク
飲酒しない
少量飲酒 週に1~3杯
大量飲酒 1日に2~3杯 (一杯はビール350mlまたはワイン150ml)
と分けたときに、少量飲酒に比べて飲酒しない人は25%ほど死亡リスクが高く、大量飲酒する人は男19%女38%高いという結果が出ています。
この数字をガンのみに絞ると少量飲酒にくらべて飲酒しない人は9%高く、大量飲酒では21%高いとのこと。
つまり… 週に1~3杯の飲酒が最も死亡率が低い。との結果が出ています。
とはいえ、アルコールによってガンにかかるリスクは飲酒量が増えるほどに増加します。つまり、飲まないのが一番ガンになりにくい…。
まだまだ解っていない
この結果はクイーンズ大学が「PLOS Medicine」に掲載した最適な飲酒量の最新研究を発表したものです。
しかし、発表者自身が「少量の飲酒が体に良いという結果ではない」と警告しています。
お酒をあまり飲まない人は飲酒以外の生活習慣に気を配る傾向があったりとその他の要因が大きく関わっている可能性が高いのです。
飲酒だけがガンの原因というわけでもあるまいし、ちゃんと解っていないのだから私は好きな人は適度に飲んでも良いと思います。もちろん自己責任で(笑)